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出産後のまんこのニオイの原因

出産後のまんこのニオイの原因には大きく分けて「悪露(おろ)」、「細菌性膣炎」「すそワキガ」の3種類があります。

 

・悪露(おろ)
悪露の特徴

出産後、1ヵ月ほど続く生理のような出血のことを悪露と言います。
子宮内に残った血液やリンパ液、子宮内膜などが排出される現象ですが、ニオイも生理の時のものに似ていて、血のニオイ、または鉄のようなニオイや生臭さがあります。
出産直後には赤黒い色のものが排出されますが、徐々に鮮血となっていき、産後1週間程度で血液の色はほとんどなくなります。
その後は体液の色となり、黄色や白っぽいものになりますが、出産後1ヵ月程度で通常の透明なおりものに戻り、次第にそのニオイも収まっていきます。

 

悪露のニオイ対策とは?

産褥パッドを使用して対策を行いましょう。お産パッド、産褥ナプキンとも呼ばれていますが、これは出産後の悪露を吸い取るための製品です。
生理用のナプキンを大きく厚くしたようなもので、どちらかというとオムツのような大きさをしており、多くの産院で出産準備品として用意されていたり、用意するように言われたりするもののひとつです。
出産直後は大量に悪露が排出されますが、徐々にその量も減っていきますので、血液の量に応じてサイズを選ぶようにしましょう。
生理の時と同じで、出血がある状態で付けっぱなしにしておくとまんこが蒸れ、生臭いニオイがより強くなってしまいますので、こまめにパッドを交換することがニオイ対策にもなります。
出血の量にも個人差がありますが、3〜4時間ごとを目安に交換するのが良いでしょう。
また、デリケートゾーン用の石鹸で外まんこを洗うのも効果的です。
ただ内側までゴシゴシ洗いすぎてしまうと逆に細菌を繁殖させる原因にもなりますので、必要以上に洗いすぎないよう注意が必要です。

 

 

細菌性膣炎
細菌性膣炎の特徴

出産によって、女性はホルモンバランスが崩れ、免疫力も低下しますので、細菌に感染しやすくなります。
通常、膣内には善玉菌と悪玉菌とが共存していますが、膣には自浄作用があるため、乳酸菌などの善玉菌の働きによって酸性に保たれています。
これによって悪玉菌の繁殖を抑え、酸性に弱い細菌が外から侵入しにくい環境になっているのですが、産後は悪玉菌が増殖しすぎてしまい、細菌が繁殖しやすくなり、膣内が炎症を起こしてしまうことがあります。
これを細菌性膣炎と言い、おりものが魚が腐ったようなニオイやイカのような生臭いニオイを強く発するという特徴があります。
灰白色や薄い黄色っぽいおりものが出たり、水っぽいおりもの、またベタベタした粘着性のおりものが出たりすることがあります。

 

細菌性膣炎のニオイ対策とは?

膣内の自浄作用を元通りに整えることが大切です。そのためには膣内を洗って清潔に保つ必要があります。ただしデリケートゾーン用の石鹸は外まんこまでしか洗うことができませんし、水だけでは細菌までを洗い流すことができません。洗う時は膣内専用の洗浄剤を使いましょう。不足した乳酸を補うことができる洗浄剤も市販されていますので、活用することで膣内環境が元通りになり、ニオイが改善されることが期待できます。

 

 

すそワキガ
すそワキガの特徴

上に述べたように、出産後にはホルモンのバランスが崩れます。
そのことによって体温が上がって汗をかきやすくなったり、ワキガのニオイの原因となるアポクリン腺の活動が盛んになったりするため、すそワキガが起こりやすくなります。
すそワキガはワキガ特有のニオイをしていますが、玉ねぎのようなツンとしたニオイが特徴です。
出産後はすそワキガだけではなく、体全体のニオイが強くなったと感じる場合もあります。
もともとワキガ体質だった人が出産後にさらにそのニオイが強くなるパターンが多いですが、それまで全くワキガではなかったのにニオイがするようになったという場合もあります。

 

すそワキガのニオイ対策とは?

汗で蒸れると細菌が繁殖しやすくなるので、通気性の良いコットンやシルクなどの下着を着けるようにし、汗をかいたらこまめに交換するようにしましょう。
ナプキンやパッドを使っている時は特に蒸れやすいので、意識して取り換えることが大切です。
出産後の体形を元に戻そうと矯正下着で締め付けていると、余計に汗をかきやすく蒸れる原因にもなりますので、様子を見ながら使うのが良いでしょう。
また、動物性たんぱく質や脂肪分が多い食事は体臭を強くする原因にもなりますので、摂り過ぎないようにすることも大切です。
妊娠をきっかけに食べ物の好みに偏りが出ることもありますが、バランスの良い食事を心がけることでニオイの改善につながります。
すそワキガの場合も、洗いすぎるとニオイが悪化したり、炎症を起こして細菌性膣炎の原因となる可能性もあります。
デリケートゾーン用の石鹸や、すそワキガ専用の石鹸を使ってまんこをやさしく洗うようにしましょう。

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